Excel マクロとは?初心者でもわかるマクロで「できること」まとめ!
janjf93 / Pixabay

 

「Excel(エクセル)」というソフトはご存じだと思いますが、

Excel マクロVBA)」はご存じでしょうか?

 

Excel マクロ ・・・ Excel にプログラミング機能をもたせたもの、自動化させた機能を意味する

VBA ・・・ プログラミング言語を意味する

 

いまは社会の大半の業務資料は Excel で作成されたものばかり。

そんな資料には 「Excel マクロ」が必ず含まれています。

 

私はシステムエンジニアですが、業務上でそのような資料を扱うことがものすごく多いです。

 

Excel なんてどうでもいいやろ~

そう思われている人ほどぜひこの記事を読んでいただきたいです。

私の経験ですが「Excel」ができる人は、人の10倍仕事がはやくできます。

私の知っている優秀なエンジニアであり上司の人は、全員達人レベルで「Excel」ができていました。

 

凄い人は Excel で 1か月のカレンダーを5秒から 10 秒くらいで作っていました。

すべての業務(雑務)を Excel 化して自動化している人までいました。

 

私はそういう優秀な人たちの背中をみて「いつかこんなエンジニアになりたい!」と思い、

独学で Excel を勉強しました。

 

この記事では、そんな私が「Excel マクロ(VBA)」の魅力をたっぷりご紹介します!

この記事でわかること!
  1. Excel マクロとは?
  2. VBA を学ぶことのメリット
  3. VBA で作成した作業自動化の具体的をご紹介!

 

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Excel マクロとは?

Excel マクロとは、VBA (Visual Basic dor Application)と呼ばれるプログラミング言語で記述された

Excelでの操作を自動化で実行できる」機能のことです。

 

Excel マクロを使えるようにするためには VBA を自由自在に使いこなせるようになる必要があります。

つまり「Excelマクロ を学ぶ」ことは、「VBA を学ぶ」ことと同義と考えていただいて問題ありません。

 

 

VBA を学ぶことのメリット

VBA を学ぶことのメリットについて解説します。

  1. Office ソフトでの作業が全て自動化できる
  2. 学習コストが低く、すぐに書けるようになる
  3. キャリアアップにつながる
  4. フリーランスとしても生きていける

 

Office ソフトでの作業が全て自動化できる

 

マイクロソフト製の Office ソフト(Excel、Word、Power Point、Outlook)にはこのマクロ機能が搭載されています。

社会人での資料のほとんどが(私の会社では全てが)が Office ソフトで作成します。

 

  1. スライド発表 → Power Point
  2. 設計書、データの集計、統計 → Excel
  3. 報告書 → Word
  4. メール → Outlook

 

それら全てにマクロ機能が搭載されています。

つまりVBA を学べば Office ソフト上での作業がすべて自動化できます。

そのため作業効率が飛躍的に向上します。

 

管理人も雑務はすべて Excel マクロをつかっており、雑務時間が大幅に短縮できました。

どれくらい早くなったかExcel マクロを使う前と使った後で比較したところ、

同じ作業でなんと4倍早く終わるようになりました。

 

学習コストが低く、すぐに書けるようになる

 

一般的なプログラミング言語の難易度は、記述するプログラミング言語が人間により理解しやすいものかどうかで決定します。

人間に理解しやすいプログラミング言語を高級言語、理解しにくいものを低級言語といいます。

 

一般的に VBA は高級言語に属するプログラミング言語です。

つまり Excel マクロ(VBA)はそんなに書いていて難しくない(理解しやすい)プログラミング言語なんです。

 

私は過去にさまざまプログラミング言語(C 、C++、Java、Pythonなど)を勉強してきました。

その中で一番簡単だったのが Excel VBA でした。

つまり、プログラミング言語を初めて書く勉強する人にも学習コストが低く

すぐに書けるようになるプログラミング言語です。

 

キャリアアップにつながる

 

 

エンジニアでよく見るのが「Excel マクロは知っているが、やり方がよくわからない」という人です。

プログラミングをしたことがない人は、最初のうちは VBA の書き方を覚えるのに少し時間がかかると思います。

 

そういった壁を感じてしまいやらない人が結構多く、そのため VBA の書き方を知らない人が多いのです。

 

そのため Excel マクロの 仕組みさえ理解して VBA を自由自在に書けるようになれば、

お仕事の依頼がめちゃくちゃもらえます。

 

私は職場では VBA を書ける数少ないプログラマーなので、

よく「こういうことしたいんやけど、 Excel マクロで作ってくれへん?」という依頼をもらいます。

そういった依頼をこなしていると、「こいつはできるやつ」と上司に評価されるようになります。

そうなることで最終的に、キャリアアップにもつながります。

 

フリーランスとしても生きていける

 

フリーランスとは、会社に所属せず個人で自由に仕事を契約する人のことです。

 

会社に所属しないため、職場でのめんどくさい人間関係や朝の決まった出勤などがいっさいなく自由に働くことができます。

SE(システムエンジニア)が一番あこがれる職業といっても過言ではありません。

その自由に憧れたせいか、よく知り合いの SE は仕事をやめてフリーランスになる人が多いです。

 

Excel VBA フリーランスの単価は、一般的には40万から70万です(多いところは200万というのも見かけました)。

案件も多く VBA を勉強することは、フリーランスとして一生食べていけます

ネットで「Excel VBA フリーランス」で検索してみてください。様々な案件がヒットすると思います。

 

VBA で作成した作業自動化の具体的例

私は VBA で以下の作業を自動化しています。

 

自動化したものまとめ!
  1. Windows フォルダのサイズをグラフで出力(どれが大きいファイルか一目でわかる!)
  2. システムテスト設計書作成の自動化
  3. データの自動変換 とファイルの自動出力
  4. キーワード 自動組み合わせツール
  5. スクリーンショットボタンを押下することで Excel ファイルに自動添付
  6. 200 枚近くある画像を Excel にすべて同じ行間隔で添付
  7. 作業工数の自動集計
  8. Outlook の毎日送るメールを自動作成(メール作成日を自動挿入) .... など

 

これはほんの一部ですが、仕事では 100 近くのマクロを作成し作業を自動化しています。

これのいいところは一度作成する手間をかけると、あとはコーヒーを飲んでいるうちに作業が終わります

 

他にもこのサイトでは Excel マクロで作成した様々なツールがあります。

ぜひそちらも参考にしてみてください。

※ Excel で ゲームも作成可能です。よければ以下の記事も参考にしてみてください♪

 

最後に

さていかがでしたでしょうか?

私も最初のうちは「Excel って表つくるやつやろ?」と思っていました。

しかしExcel VBA を学ぶことで、Excel は Windows 上の作業を何でもできる最高のソフトという考えになりました。

 

ぜひ皆さんも Excel VBA を勉強してみてください。

最後までご精読いただきありがとうございます。 

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