【Excel 関数】数値の四捨五入、切り捨て、切り上げ (ROUND系の関数)
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はじめに

ある数値を四捨五入、切り捨て、切り上げする関数には、下記のROUND系の関数を用います。

ROUND系の関数
ROUND 関数四捨五入
ROUNDUP 関数切り上げ
ROUNDDOWN 関数切り捨て

 

桁数の指定はもちろん、小数点以下の桁も数値の計算可能です。

このページでは、これらの ROUND 系の関数についての計算方法について解説します。

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ROUND系の関数

ROUND系の関数の書式は基本的に =ROUND(数値,桁数) という風に「数値」と「桁数」のみを指定するシンプルな関数です。

これらの関数を使う上での注意点は「桁数」の指定方法です。「桁数」は、その数値をどの桁まで表示して計算したいかということを示しています。

たとえば、15.145と数値があり小数点第2桁で表示したい(小数点第3桁で四捨五入)場合は、「桁数」を「3」と指定すると「15.145」→「15.15」になります。

この際に、ROUND系の関数の「桁数」は、小数点の桁数を基準に計算されます。

桁数の指定
正の数小数点以下の指定した桁数に計算
0最も近い整数に計算
負の数小数点以下の指定した桁数に計算

 

小数点第3桁で計算(四捨五入など)する場合「3」としますが、整数の第3桁は「-3」と負の数で表します。

つまり、整数の桁数を四捨五入する場合は負の数で表記する必要があります。

ROUND 関数 - 四捨五入

指定した「数値」の指定した「桁数」の箇所を四捨五入します。

ROUND関数の表記方法
=ROUND(数値,桁数)
「桁数」
正の数小数点以下の指定した桁数を四捨五入
0最も近い整数に四捨五入
負の数小数点以下の指定した桁数を四捨五入
具体例

「127.45」という数値の指定した「桁数」を四捨五入した場合の例です。

小数点以下の四捨五入(下表の一番上の列)では「1」と指定し、整数部分を四捨五入する場合は「1」と指定します。

また、ROUND関数の「桁数」を「0」と指定した場合は整数に四捨五入されます。

ROUND関数出力される値
=ROUND(127.45,1)127.5
=ROUND(127.45,0)127
=ROUND(127.45,-1)130

 

ROUNDUP 関数 - 切り上げ

指定した「数値」の指定した「桁数」の箇所を切り上げします。

ROUND関数の表記方法
=ROUNDUP(数値,桁数)
「桁数」
正の数小数点以下の指定した桁数を切り上げ
0最も近い整数に切り上げ
負の数小数点以下の指定した桁数を切り上げ
具体例

「127.45」という数値の指定した「桁数」を切り上げした場合の例です。

小数点以下の切り上げ(下表の一番上の列)では「1」と指定し、整数部分を切り上げする場合は「1」と指定します。

また、ROUNDUP関数の「桁数」を「0」と指定した場合は整数に切り上げされます。

ROUNDUP関数出力される値
=ROUNDUP(127.45,1)127.5
=ROUNDUP(127.45,0)128
=ROUNDUP(127.45,-1)130

 

ROUNDDOWN 関数 - 切り捨て

指定した「数値」の指定した「桁数」の箇所を切り捨てします。

ROUND関数の表記方法
=ROUNDDOWN(数値,桁数)
「桁数」
正の数小数点以下の指定した桁数を切り捨て
0最も近い整数に切り捨て
負の数小数点以下の指定した桁数を切り捨て
具体例

「127.45」という数値の指定した「桁数」を切り捨てした場合の例です。

小数点以下の切り捨て(下表の一番上の列)では「1」と指定し、整数部分を切り捨てする場合は「1」と指定します。

また、ROUNDDOWN関数の「桁数」を「0」と指定した場合は整数に切り捨てされます。

ROUNDDOWN関数出力される値
=ROUNDUP(127.45,1)127.4
=ROUNDUP(127.45,0)127
=ROUNDUP(127.45,-1)120

最後に

いかがでしょうか?

ROUND系の関数(ROUND、ROUNDUP、RONDDOWN関数)はシンプルな関数ですが、「桁数」の指定には気を付けなければいけません。

特に整数部分を四捨五入などをする場合は負の数で指定することを忘れないでください。

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